人を知る


商品部
副部長
辻本孝史
(2000年入社)
店舗店長→エリア統括マネージャー→商品部
- 新卒採用
- 未経験
店舗運営部で店長、エリア統括マネージャーを経験後、商品部で工場長を経て製品開発に携っています。
赴任した当時、工場での自社製麺はすでに始まっていましたが、太鼓亭のもうひとつの顔である「だし」は、外部から仕入れる原料に頼ったままでした。だしは原料の鮮度で味や香りが大きく変わってきます。
最高のだしを味わったと思ってもらうにはどうすればよいか?その答えは丸のままの姿で原料を仕入れ、必要な時に必要な量だけを自社で加工できるように新しい設備を導入することでした。
最高のだしを味わってもらうためには、「返し」や「タレ」も自作する必要があり、その設備も導入しました。
工場が大きくなるのに伴い、食の安全性はもちろん、従業員の安全面の整備という課題も大きくなったため、社内でいち早く危機管理・品質管理の手法を取り入れました。心身ともに健康でなければ、人を喜ばすことはできないと確信しています。
そして今では、これまでの技術・設備を活かし、他社からの製造受託や一般ユーザー向けの商品も製造・販売しています。


店舗勤務の頃と比べて変わったことは、取引先や同業他社の方など社外の方との出会いや交流が増えたことです。
反対にお客様と直に接する機会は減りましたが、新商品のアイデアやデザイン、流通形態を考える際でも、常に頭にあるのは、どうすれば人に喜んでもらえるか、どれくらい満足感を創造できるか、ということです。これはこれからも変わることはありません。
人に喜んでもらう喜びを、店舗勤務時代に味わえたことが今も私の財産になっています。