会社の歴史

「お客様に喜んでもらいたい」から始まった飲食店

太鼓亭は、1971年に設立された「アルファブレーン」に起源を遡ります。
まだ外食産業があまり発達していなかった1970年当時、定食と居酒屋を両軸としたお店が成功を収めたことが始まりです。開店以降、人に喜んでもらうために何ができるかを考え、工夫を重ねてきました。例えばかまぼこの板を綺麗に洗い常連のお客様の名前を書いて店内に飾る。こうすることでお客様の満足度が高まり、リピーターとしてまた別のお客様を連れてくることにつながっていったのです。また、束にされたお箸を抜くと、先に赤いしるしが。びっくりするお客様を尻目に、店内では「当たーりー」との声。そう、箸を引く行為をくじと見立てるしかけを行っていたのです。こうすることでエンターテイメント性も加わり、ただ食事をして帰るだけでない楽しみを与えていたのでした。
どちらの工夫も一部ですが、お客様とのコミュニケーションを大事に、ただ喜ばせたいという純粋な気持ちが店と客という関係性を越えた絆を生み、多くのお客様に愛されることへと繋がっていったのでした。

 

新しいコンセプトだった「太鼓亭1号店」

飲食店スタートを見事に成功に導いた後も、もっと人に喜んでもらえる方法は無いかと次の展開を考えました。もともと工業系の体力仕事に従事してきたことや当時の飲食店の傾向もあり、「ボリューム」で満足していただけるお店に狙いを定めました。そこではじめたのが太鼓亭。うどんを主軸にしたボリュームのある食事ができる店舗でした。当時からうどんは大衆食として広く愛されていましたが、1杯のうどんに丼ものがセットになったボリューム満点の定食、しかもうどんは職人が作るこだわりとあって豊中を中心としたエリアに市民権を得ることができました。

 

様々な営業形態へのチャレンジと太鼓亭の拡大

北摂地域に根ざしたチェーン店へ

新しいうどんのスタイルの提案、金比羅製麺の誕生

地域社会への貢献