企業情報

太鼓亭の歴史

1970 年代

1971年10月 アルファ・ブレーン(株)設立

「お客様によろこんでもらいたい」から始まった飲食店

太鼓亭は、1971年に設立された「アルファブレーン」に起源をさかのぼります。
まだ外食産業があまり発達していなかった1970年当時、定食と居酒屋を両軸としたお店が成功を収めたことが始まりです。開店以降、お客様に喜んでもらうために何が出来るかを考え、工夫を重ねてきました。例えば、かまぼこの板をきれいに洗い常連のお客様の名前を書いて店内に飾る。こうすることでお客様の満足度が高まり、リピーターとしてまた別のお客様を連れてきていただけることにつながりました。また、束にされたお箸を抜くと、先に赤いしるしが。びっくりするお客様を尻目に、店内では「当たーりー」との声。そう、箸を引く行為をくじと見立てるしかけを行っていたのです。こうすることでエンターテイメント性も加わり、ただ食事をして帰るだけでない楽しみを演出していたのでした。
どちらの工夫も一部ですが、お客様とのコミュニケーションを大事に、ただ喜ばせたいという純粋な気持ちが店と客という関係性を超えた絆を生み、多くのお客様に愛されることへと繋がっていったのでした。​

1976年11月 太鼓亭 豊中春日店 開店

新しいコンセプトだった「太鼓亭1号店」

飲食店スタートを見事に成功に導いたあとも、もっと人に喜んでもらえる方法は無いかと次の展開を考えました。もともと創業者は、工業系の体力仕事に従事してきたことや当時の飲食店の傾向もあり、「ボリューム」で満足していただけるお店に狙いを定めました。そこではじめたのが太鼓亭。うどんを主軸にしたボリュームある食事ができる店舗でした。当時からうどんは大衆食として広く愛されていましたが、1杯のうどんと丼ものがセットになったボリューム満点の定食、しかもうどんは職人が作るこだわりとあって豊中を中心としたエリアに市民権を得ることができました。

1980 年代

1981年12月 本部事業所、加工場新築

1982年2月 アルファ食品(株)設立

1984年7月 太鼓亭 吹田山田店 開店

太鼓亭の拡大チャレンジ

豊中の地でスタートした太鼓亭は、もっと多くのお客様にお食事して頂けるように拡大していきます。1号店から改善を繰り返し、お店を建てる段階から従業員も働きやすい構造に変え、お客様にも従業員にも満足いただける店づくりを目指しました。オープン前には、一から作るおだしの香りが周辺いっぱいに広がり、たくさんのお客様に並んでいただいたため、予定していた時刻を早めてオープンしました。

1986年1月 自社工場「箕面西宿工場」移転

太鼓亭は多店舗展開していくうえで、安心・安全なもの、品質の一定の観点から麺・だし・店内の加工品を自社工場で一括製造を開始しました。

1987年3月 アルファ・フードサービス(株)設立

1987年11月 ちゃんぽん・皿うどん専門店「おらんだ坂」 箕面石丸店 開店

北摂地域に根ざしたチェーン店へ

開店当初より多くのお客様にご来店頂いた太鼓亭は、豊中市をはじめ、池田市、川西市、吹田市とどんどん北摂地域に拡大させていきます。うどん・そば店のみならず、新しいコンセプトの店舗も展開させ、地域の方に、より便利に使って頂けるようにしていきました。

1990 年代

1994年11月 本部事務所、配送センター移転

1995年9月 社名を「株式会社太鼓亭」に商号変更

1997年9月 研修センターを高槻大畑店の敷地内に併設

1998年3月 とんかつ専門店「かつ太鼓」 川西花屋敷店 開店

2000 年代

2000年12月 ごはん処「だいこんや」 豊中服部緑地店 開店

2007年4月 セルフうどん「金比羅製麺」 高槻城東店 開店

新しいうどんのスタイルの提案、金比羅製麺の誕生

四国の讃岐うどんが徐々に全国に広まっていく頃、セルフうどんの金比羅製麺が誕生いたしました。完成された商品を提供するのではなく、お客様がその時の気分に合わせて天ぷらやトッピングをチョイスする新スタイルは、出来立てで美味しい!楽しい!と評判でした。

2007年6月 本部事務所、箕面工場 移転

2008年7月 天ぷら食堂「おた福」 豊中千里店 開店

2010 年代

2010年7月 うどん学校開校

社員教育の場、地域社会への貢献

社員がうどんの知識を深めるため、全員が粉からうどんを作れるように学校を設立。その中で、地域の方が参加できる手打ちうどん体験学校を開催いたしました。親子で一緒にコミュニケーションをとりながら、粉からうどんになるまでの一連の工程を体験し、打ちたてのうどんをその場で湯がきお召し上がりいただきます。うどんのことをもっと知っていただく知識も交えながら、大人気の学校となりました。

2011年3月 太鼓亭ディナーサービス設立

2011年4月 太鼓亭ファーム開園

6次産業への参画

旬の新鮮な野菜を店舗で提供したいという思いから農業に着手。その際に、毎朝店舗で発生するお出汁を取った後の出汁殻を再利用した「良作くん」という肥料を作って美味しい野菜を育てました。また、自然豊かな能勢を耕作地にしたことで、地域密着型の企業として地域活性化へ取り組みました。

2013年3月 千里工場 移転

2013年7月 セルフそば「そば太鼓亭」 高槻城東店 開店

2015年10月 関西おだし専門店「だし藏」 通販サイト、せんちゅうパル店 開店

2020 年代

2021年2月 本部事務所移転、箕面工場を千里工場に統合

2021年11月 セルフうどん「うどん食堂太鼓亭」 宝塚旭店 開店